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宜しくお願い致します

対ストレス対処法

私は大変なストレス環境下におかれていました。

対ストレス性については1996年頃から模索してきました。

最初はスポーツ選手のメンタルコントロール書籍をかなり読みましたが、私にとっては役にたちませんでした。

1998年頃から自律神経コントロール法、専門用語では自己催眠法といいます。腹式呼吸を通じて下意識をコントロールする。単なる自律神経コントロールより一歩進んだものです。これは大きく役に立ち、現在も行っています。

意識には、皆さん普通に持っている意識と下意識が存在する。頭ではわかっていても(意識)、はらわた煮えくりかえる。このはらわた煮えくりかえるが下意識に相当します。

意識はころころかえる事が出来ます(以下上意識と称します)が、はらわた煮えくりかえる(以下下意識と称します)はなかなか収まりません。

上意識と違い下意識は動きはゆっくりでエネルギーは非常に大きなものでそう簡単にコントロール出来ません。自己催眠とは自律神経コントロールの応用で、この下意識にアプローチしてストレスをコントロールする方法です。

私のストレス環境は更に過酷なものになっていきました。

次に私が探したのはもっと困難な状況におけるストレスコントロール法です。

ここで皆様から見て突飛な論理飛躍となるのですが、最も過酷な環境下を想像した時に思いついたのはコンバットストレス(ミリタリー環境下におけるストレスコントロール法)です。

2005年に米陸軍少佐ロンダコーナム氏(女性です)がサイコロジカルフィットネスを提唱しているのを新聞記事で見つけたのです。

コーナム氏は湾岸戦争(1990年)で乗っていたヘリが撃墜され8名中5名即死。コーナム氏自身は右腕骨折。旧日本のバンザイ突撃の文化はありません。コーナム氏は捕虜という選択肢を選び、拷問を受けながらも米国に帰還。一躍ヒーローとなりました。

2005年といえば米国はイラクアフガニスタン戦争の泥沼状態にあり帰還兵のPTSDが大きな問題となっていた時期です。

コーナム氏が提唱したサイコロジカルフィットネスの詳細は不明ですが、サイコロジカルフィットネスを文字づらだけで解釈すると精神強化です。コーナム氏は前線に兵士を戻すことが目的と新聞記事には記載されていたので当時の日本の精神科医からは無茶、不可能とブログ等でコメントが寄せられていました。私も同感でした。

さて、時は流れサイコロジカルフィットネスはコンプレヘンシブ・レジリエンス(包括的回復)にプログラムは変化しています。

これは前線の兵士のみならず、故郷で待つ家族や友人、関係者皆の心のケアが必要というものです。

閑話休題、退役したコーナム氏の講演で彼女が言いたい事がYouTubeにありました。

言いたい事は、パニックや絶望に陥らずに冷静に考えてごらん。冷静に考えたら何かしら打開策となるヒントは転がっているよ。

と言うものです。

さて、もう一つ、全然別に私が見つけた書籍で自殺未遂という本があります。

タイトルはまたまた突飛です。

皆様「中庸」という言葉をご存知と思います。何事も適度が宜しい。

こんなこと誰も知っていて、できりゃあ苦労しないよ!という言葉です。

でも書籍では中庸という言葉を言い換えています。

「曖昧さに耐える力って大切だよ」

これだとピンと来る方もいらっしゃると思うのです。